サプリというものは、人によって捉え方が全然違うものですね。
便利だからと気軽に活用する人、サプリさえとっていれば食事はテキトーでも大丈夫と思う人、サプリなんかとっても意味ないと思う人…
実は私、藤川理論を始めるまではわりと否定的でした。
サプリより食事が大事だろ!と思っていたからです。
この考えは今でも変わっていません。
が、藤川徳美先生のうつ消しごはんを読んで、そもそも自分の食事にタンパク質やビタミン、ミネラルが足りていないということを知りました。
食事が大事だと知っていて、自炊しているし、それなりにきちんとしていると思っていたし、小食でもないのに実は必要な栄養素が取れていなかったわけです。
そして野菜のビタミン、ミネラルは昔に比べて減っている。
じゃあそこをプロテインやサプリで補おうという考え方に私は納得しました。
最近は冬季うつもすっかり感じなくなり、必死感も減ってしまい、実はずいぶん忘れがちなのですが、サプリは今も続けています。
専門家・健康オタクの間でもサプリについては意見が様々
私の主な生息場所はTwitterの栄養界隈でして、そこで情報を得ていますが、当然ながら専門家、健康オタクによって意見は様々です。
サプリは不要とはっきり仰るお医者さんもいれば、将来的に要らなくなるようにするのが目標というお医者さんも。藤川先生のようにサプリを用いて健康管理するという考えの方もいます。
最近なかなか強烈だなあと思ったのは、とある治療家の方の「サプリは究極の甘え。サプリなんか飲んでいるから治らない」という言葉ですね(^^;
これに関してはそこまで言うか、と思いましたが。
いろんな考え方があって良いし、サプリを飲むかどうかなんて完全に個人の自由です。
私は自分自身が藤川理論で悩みが解決できたから、この方法が広まってほしいと思っていますが、治るなら別に方法はなんでも良いと思っています。
ただTwitterの栄養界隈においては、藤川理論をやっているものの、いろいろな情報に触れた結果、じゃあどうしたらいいのかと混乱したり、サプリを飲むこと自体に不安や罪悪感を覚える人もいます。
現在治ろうと必死になっている人は特にそうではないでしょうか。
私は普通の主婦で、医者でも栄養士でもありませんが、自分の体験から自分自身については次のような結論が出ています。
サプリを活用して健康維持、管理する
今は飲んでいても将来は飲まなくていいようにする。
これは理想的です。
サプリは飲むのが面倒だし、安価とは言えサプリを始める前よりはお金がかかっているわけなので、これがなくなったらすごく良いと思います。
サプリをやめても元気でいることが可能な人もいるでしょう。なんとも羨ましい限り。
私は大きな病気をしたことがありません。
幼い頃は虚弱でしたが、なぜか成長につれ健康になっていきました。
ただ、大人になっても風邪をひきやすく、生理痛にも苦しんでいましたが、一般的には健康な人の部類に入っていたと思います(それは本当の健康とは言えないかもですが、ここではひとまず)
そんな私が、これからもサプリは続けようと思った出来事がありました。
メガビタミンを始めてから現在1年9か月ほど経ちますが、実は今年に入って長期でサプリをサボった期間があります。
藤川理論を始めて1年以上経ち、調子が良くなっていてついつい忘れちゃうし、やっぱり飲むのは面倒くさいというのがあって。
たまに思い出したように飲む時もあったんですが、1か月の間でも飲んだ日は片手で数えるくらいとか。
しかしある日、メンタルの下降と風邪の兆候が現れました。
サプリをサボってはいても、食事には気をつけていました。
サプリをとらなくても私、元気かも!と思っていたけど、体内のビタミンが枯渇したんでしょうか。
私の弱いところに出るんですね。
ビタミンの必要量には個人差がある
ビタミンには確率的親和力というものがあります。
ここであえて解説はしませんが、必要とする量には個人差があり、その差が非常に大きいのです。
栄養療法を実践しているならご存じ、三石巌先生の「ビタミンC健康法」を読んで、私の体質、家系を考えるとビタミンCを多めに摂取する必要があることに気がつきました。
食事がテキトーで病気になるのは不思議なことではありませんが、そうではないパターンもたくさんあると思います。
振り返ると私は以前、外に出ている時間が長くて日光は人一倍浴びていました。
ビタミンDがとれる食材も前からとっていました。
それでも私の場合は日光浴とか食事だけでは冬のうつはなんとかならなかったわけです。
ならビタミンDサプリを活用しながらとっとと解決です。
調整は必要、でも罪悪感を持つ必要はなし
私の場合は春夏はメンタルが大丈夫なのでビタミンDの量を調整します。
でも完全にやめると風邪を引くので1年を通して飲みます。
風邪をひきかけているなと思ったらビタミンCを普段より増やして頻回摂取。
時期によって、体調によって調整できるのがサプリの良いところ。
やめるのも自由だし、でもやっぱり必要だと感じたら再開してもいい。
サプリ再開は後退ではありません。
薬がサプリに置き換わっただけだという批判もありますが、自分の体質を考えて活用することの何が悪いのか私には正直さっぱりわかりません。
サプリの便利な活用法を知ることができて、私は本当に良かったなぁと思っています。
あ。藤川理論を始めたばかりの方、これから藤川理論を始めたいと思っている方に、ぜひ忘れないでいただきたいことがあります。
藤川先生が本で仰っているとおり、サプリを開始するのはタンパク質がしっかりとれるようになってから。
早く治りたくて焦るかもしれませんが、ここをおろそかにするとせっかくのサプリが効きません。それどころか具合が悪くなるかも。
そんなのわかってるよー、と思う方も沢山いらっしゃるでしょうが、十分なタンパク質摂取ができていないのにサプリをモリモリにする方、お見かけします(^^;
いや、それどころかまだしっかり消化ができる段階でないのにタンパク質をとにかく規定量飲む!とか、とればとるほど良いと考えて無理やり量をつっこむ方も。
治癒への道は長い階段を一段一段、ゆっくり上るようなもの。
たとえ人より遅くとも、しばらくしてふと顔を上げると景色が少しずつ変わっています。
何度も言いますが時間はかかります。
軽い冬季うつや生理痛があったとはいえ、持病なしの私が心身の安定感が出るまでにも1年かかっています。
焦らず、一歩一歩いきましょう。
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